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2008年6月いざよい会のご報告


 
 stop the 慢性腎臓病!

  ~予防・早期発見とその進展を抑えるために~

  『健康を脅かす慢性腎臓病』


    講師 手稲渓仁会病院総合内科部長 浦 信行先生


  ※ 浦信行先生のプロフィール

   1978年 札幌医科大学医学部卒業
   1984年 医学博士号取得
   1984年 米国ヘンリーフォード病院高血圧研究所
   1997年 札幌医科大学医学部内科学第二講座助教授
   2008年 手稲渓仁会病院総合内科部長
   専門分野 腎臓病学、循環器病学、代謝性疾患など

 日時: 6月12日(木曜日) 場所:本別町総合ケアセンター2階


1日に心臓が送り出す血液が6t!そのうちの1/4が腎臓へ送られ、両腎で150ℓを一日にろ過しています。腎臓では、老廃物の排泄、水分の調整、電解質のバランスの調整、血液を弱アルカリ性に保つ、造血刺激ホルモンの分泌、ビタミンDの活性化、血圧の調整、不要になったホルモンの不活化の仕事をしています。
慢性腎臓病(CKD)は、それらの機能が低下してきた状態をさします。
たんぱく尿が出ている、それ以外の検査で腎臓の異常が指摘されている、腎臓の機能(GFR)が6割を切っている状態、それらがある、または、3か月以上続く状態をCKDと定義されています。
そして、すでに腎臓の弱っている人は1千万人を超えているのです。
CKDは透析予備軍ともいわれ、できるだけ透析に移行しないようにすることが大切。また、CKDは心臓血管病予備軍ともいわれており、腎臓を守ることは心臓を守ることにもなるのです。とくに、高血圧を、肥満をコントロールするだけで予後は大きく異なります。
今を時めく?メタボリックシンドロームはCKDに大きな影響を及ぼし、メタボリック対策が大切、運動だけで血糖や血圧が下がりますが、張り切りすぎるとひざを痛めます…
早期発見、早期治療のために定期検査を受けることが大切。また、たばこはやめる。糖尿がある人は血糖コントロールを徹底、高血圧の人は血圧管理に注意、いかに早めにコントローすするかがCKDを予防、悪くしないことにつながることをお話しくださいました。
ダンディなスタイル、温和で素敵な声、話し方に参加されたみなさんは魅了されていました。 先生ありがとうございました。