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2010年8月のいざよい会、ご報告



 『医療環境の変化』

    
講師  本別町国民健康保険病院 副院長 
               
                 郡山 智也 先生


日時 :8月11日(木曜日)/場所::本別町総合ケアセンター2階
 

 今回のいざよい会は当院副院長の郡山智也先生が講師で「医療環境の変化」をテーマにお話いただきました。

 医療環境とは、人の健康維持、回復、促進などを実現する活動にかかわる環境のこと。医療環境が向上すると平均寿命は長くなる。平均寿命を左右する要素としては、医療や栄養などの衛生環境②教育や社会保障③生物環境や生活習慣④自然環境があり、平成20年の平均寿命は男79,29年、女86,05年と過去最高。平均寿命が伸びた大きな要素には乳幼児の死亡率の減少がある。平成14年で3%と世界トップクラス。その背景には、大正末期に消毒が導入され感染症が減少、戦後胎児の監視のドップラー法が開発される、抗生剤が発見され細菌に対抗できるようになったなど様々な要因で乳幼児の死亡率が減少した。また、医療保障、医師数などの変遷も大きな要因。日本は世界にまれな国民皆保険、誰もが同じ医療を受けられる素晴らしいシステム。でも、このまま進んでいけば、継続運営がむずかしい。平成13年から医療制度の改革を行って、あと、4兆円捻出できればというところ。医師数は、人口1000人当たり日本は2.1、アメリカは2.3と大きな差は無いように見えるが、病床数は日本14に対しアメリカ3.1と圧倒的に多い、仕事量も多いと言える。当院は、医師数は定数(適切な配置数)9,4人に対し8,1人を満たしている。この環境でとてもよく医師の確保を行っている。最後のほうで、ある都市の地域計画策定に関して市民意識調査をした結果が紹介された。医療、災害がダントツで次に教育と並んでいた。本別ならどうなるのかな。平均寿命の延びと定年がリンクしている結果を示されて、これからの定年は??締めくくられました。

  今回のいざよい会は町職員全員自宅待機という悪天候にもかかわらず、たくさん足をお運びいただきありがとうございました。