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2010年2月のいざよい会、ご報告



 『肺の生活習慣病について~息切れを改善する方法とは~

    
講師  本別町国民健康保険病院 
               
             理学療法室 主査 小倉博志


日時 :2月18日(木曜日)/場所::本別町総合ケアセンター2階
 

 今回のいざよい会は、当院の理学療法士で、呼吸の認定理学療法士、呼吸療法認定士の資格を持つ小倉博志技士によります「肺の生活習慣病について~息切れを改善する方法とは~」をテーマにしたお話です。

 COPD(慢性閉塞性肺疾患)の患者さまは日本には500万人以上いると推定されていて、症状に気づかず発見が遅れがちな病気。息切れやしつこく続く咳や痰などもCOPDの症状で、病気が進むと、ビヤ樽状の胸、やせなどがあり、主な原因は「タバコ」。タバコは美容、特に皮膚の張りやしわ、口臭、不妊や乳幼児突然死などにも関係がある。気管支の先のある「肺胞」が壊れ、呼吸の効率が悪化し、体に必要な酸素を取り入れることが非常に困難になる病態。

 COPDの治療の基本は禁煙。禁煙を行えば、呼吸機能の減少率は禁煙2年以内に喫煙していない人の呼吸機能減少率とほぼ同じになる。ワクチン接種も大切。インフルエンザワクチン接種により、増悪による死亡率を50%低下させる。薬物療法は、息切れを軽くし、運動能力を高めることを目的とします。呼吸リハビリテーションにより、日常生活の質の向上、入院日数や回数の減少、延命効果などが期待される。

 COPDは全身疾患といえるので、早期発見、早期治療をしましょう。