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2009年11月のいざよい会、ご報告



 『なぜなる緑内障、なったらどうする緑内障』
 
    
講師 札幌医科大学眼科学講座

                 大黒 浩 教授

日時 :11月16日(月曜日)/場所::本別町総合ケアセンター2階
 

 今回のいざよい会は札幌医科大学眼科学講座の大黒浩教授を講師にお迎えして「なぜなる緑内障、なったらどうする緑内障」をテーマに講演いただきました。

 目の構造のお話から始まり、まずは白内障のお話。白内障は水晶体が濁る病気で、くすんで見えるのが特長で加齢が原因の多くを占め、60歳以上の人は多かれ少なかれ白内障になっている。治療は手術が有効で、2~3ミリの切開をしてレンズを替える手術。 緑内障は神経が障害される病気で、眼圧が高い人ほど緑内障になりやすい傾向にある。緑内障は目の神経線維が障害され神経が集まっている視神経乳頭と言うところに隙間ができ、視野が少しずつ小さくなり、視野が小さくなっているのは自覚が難しく、末期になって受診と言うこともある。また、急性緑内障発作を起こすと、一晩で失明することもある。神経はさいせいしないので、年に一度は専門医に検診することを勧められ、早期発見早期治療が大切とお話しくださいました。更に、糖尿病性網膜症で失明するケースが一年に3000人以上もあることからも、メタボリック・生活習慣病の予防が大切であることもお話しくださいました。

 先生は教育にもご熱心で、大学ではパワーアップセミナーを開催し、高名な眼科の先生の講義の加え、ここからがすごいところで(普通は講演だけというのがセミナーの主流)自分たちの手術のビデオなどを見てもらいアドバイスを受けたり、豚眼を用いての手術体験など、楽しみながら学べるセミナーを開催されていることも紹介されていました。札幌でも本別でも同じ医療が受けられるといいでしょう?と、そのためにも先生は教育に力を入れておられる、すごいなぁ!と感心しました。研究のお話では、カシスのアントシアニンが、血液循環が改善して効果絶大!いま、さらに研究が進められている様子でした。とても楽しみです。

 内容に加え、先生の誠実さや熱意を感じ、知識も心も満足な時間でした。先生ありがとうございました。