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2009年7月のいざよい会、ご報告



 『知れば防げる“NO”卒中』

 講師 帯広厚生病院脳神経外科
               主任部長 大瀧 雅文 先生

     同院 理学療法技術部門
               技 士 長  島田 勝規 先生

日時 :7月24日(金曜日)/場所::本別町中央公民館 大ホール
 

「知れば防げる“No”卒中」
-脳の健康を守るために-をテーマに今回はお話しいただきました。

 講師は帯広厚生病院脳神経外科主任部長の大瀧雅文先生と理学療法技術部門技師長の島田勝規先生です。大瀧先生は脳卒中の病気や治療に関するお話、島田先生は脳卒中のリハビリテーションとリハビリテーションの連携に関するお話をしてくださいました。

 脳卒中は脳出血と脳梗塞があり、近年は脳梗塞が主役。脳梗塞はほとんどが後遺症を残して生き残る、その半分は社会復帰できるが再発する厄介な病気。介護が必要となった病気のナンバー1、しかも高齢で発症する患者が増えている。
 脳卒中は、まずは起こさないようにする、起こしたら直ぐに病院へ、助かったら再発をどうやって防ぐかが大切なポイント。
 脳卒中は早めに治療すれば後遺症もそれだけ軽くなる、特に脳梗塞の最新の治療は後遺症を減らすことができる。ただし、発症から3時間以内の治療が望ましいので、発症、診断(発見からではない、今倒れたところから)から2時間以内に帯広厚生病院、帯広第一病院、北斗病院、十勝脳神経外科病院などに到着するべく心がける。脳梗塞は一刻一秒を争うことをお話しくださいました。


 脳卒中のリハビリテーションは直ぐに始める。急性期病院で廃用症候群の予防と早期に急性期リハビリテーションを行い、回復期リハビリ病院を経て自宅や施設にという連携を行っている。脳卒中地域連携パス(急性期病院と連携施設とで管理していくときに共有する診療計画)を使うことで日常生活自立が8割という成績を残している。

-脳卒中予防10か条-

1 手始めに高血圧から治しましょう 目標は130/85㎜Hg
2 糖尿病、放っておいたら悔い残る 空腹時血糖110mg/dl未満
3 不整脈、見つかり次第すぐ受診 怖い不整脈は心房細動
4 予防には、たばこを止める意思を持て 吸う人は3倍も脳卒中になる危険
5 アルコール、控えめは薬、過ぎれば毒 ビールなら中瓶1本日本酒なら1合
6 高すぎるコレステロールも見逃すな 目標は240mg/dl
7 お食事の塩分・脂肪、控えめに 食塩1日小さじ2杯以下
8 体力に合った運動を続けよう 毎日できる30~90分の運動を
9 万秒の引き金になる太りすぎ BMIが25未満
10 脳卒中、起きたらすぐに病院へ