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2009年2月いざよい会のご報告


 
 『転倒予防のツボ 健やかな生活を送るために』


 講師 長崎大学大学院教授 

                  松坂誠應(まつさか のぶおう)先生


 日時 :2月13日(金曜日) 会場:本別町健康管理センター
 



今回のいざよい会は、長崎大学医学部教授の松坂誠應(まつさかのぶおう)先生を講師に開催いたしました。当日は雪降りで足元が悪い中の開催でしたが、80名ものたくさんの町民のみなさまに聴講いただきました。

転倒予防のツボは①敵を知り己を知れば、百戦危うからず②備えあれば憂いなしの二つ!
敵(転倒)が起こりやすい場所の第1位は屋外(68%)第2位は居間(15%)第3位は玄関(5%)第4位は食堂(4%)となっています。転びやすそうなトイレは2%、風呂は1%で、トイレや風呂は気をつけて動くので転倒は少ない結果になっているようです。転倒の原因は多くの危険因子が重なって発生するもので、内部因子と外部因子に分けられます。内部因子はまさに自分の体に原因があるもので、下肢の筋力の低下やバランス能力の低下、視力障がいなどのこと。外部因子は、環境の問題で照明不良や段差、薬の服用などが挙げられます。
危険因子の数が増えると転倒の危険は急激に増えると言われていて、危険因子0~1個で発生率は25%、4個以上で発生率は70%になります。裏返して考えると、危険因子が1つ減ると転倒の危険性は急激に減る!ということです。そこで大切なのが、筋力増強やバランス運動、しかも、みんなで運動する。みんなで運動すると心が晴れ晴れする。黙々と運動するよりみんなで楽しく運動することが体力と心により効果的で活動的な生活につながるそうです。「みんなで」を支えるのが地域での介護予防。
すなわち、転倒予防のツボは①敵(転倒)を知り、己を知れば百戦危うからず②備えあれば憂いなし③みんなで支えて、いきいき健康。このツボがとても良く分かるお話でした。


*おまけ*

〈転倒の危険因子チェックリスト〉
当てはまるものに○をつけてください。


(   )この1年間に転倒した。
(   )横断歩道を青信号の間に渡りきれない。
(   )1㎞くらいを続けて歩くことができない。
(   )片足で立ったまま靴下をはくことができない。
(   )水にぬれたタオルや雑巾をきつく絞れない。
(   )この1年間に入院したことがある。
(   )立ちくらみがすることがある。
(   )今までに脳卒中を起こしたことがある。
(   )今までに糖尿病といわれたことがある。
(   )睡眠薬、降圧剤、精神安定剤を服用している。
(   )日常、サンダルやスリッパをよく使う。
(   )家の中でよくつまずいたり、すべったりする。
(   )(新聞や人の顔など)目があまりよく見えない。
(   )(会話など)耳があまりよく聞こえない。
(   )転倒に対する不安が大きい、あるいは転倒が怖くて外出を控えることがある。
 ○は何個ありましたか?