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2008年12月いざよい会のご報告


 
 『生体肝移植について』

 講師 外科医長 北岡文生医師

 日時: 12月11日(木曜日) 場所:本別町総合ケアセンター2階


 「劇症肝炎と生体肝移植」…いざよい会、壮大なテーマ…と思っておりました。
 劇症肝炎、肝臓の働きをわかりやすく説明くださいました。「劇症肝炎は肝臓で火災が発生しているような状態」とピンとくるフレーズ、肝臓の主な働きを大きく4つに分けての説明、それらがダメージを受けた時の症状、それと劇症肝炎の病理や治療についてとお話は展開。劇症肝炎での生存率はとても低い、肝臓が火災のうちは保存的に治療もできるが、灰になってしまったら肝移植しかない、肝臓は3/4なくなっても再生すること、人から人でないと移植できないこと、現在は医師たちの働きかけで、劇症肝炎での生体肝移植は保険適応になっているが、先生が長崎で働いていた時に出会った症例の紹介で具体的な病状や経過、家族の思い、医師をはじめとするスタッフの思いが伝わってきました。そのときは2000万もの治療費がかかったことなど知らなかったことが沢山でした。
 生体肝移植の特長は健康な人にメスを入れるという点で移植意思表示は3回確認することになっていて、たとえ、その過程で間に合わなくても手続きを経なければ肝移植はできない、手術も10時間以上にわたること、術後も合併症との闘い、生存率73.2%。
とても、勉強になった雪の夜の講演でした。